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長押(なげし)と壁の間から虫が・・・!長押と壁の間を埋めてみた

セルフDIY

古い家のあるあるなのかもしれません・・・。

日本家屋には当然のようにある「長押」。
「ながおし」と書いて「なげし」と読む、アレです。

この長押と壁の間って覗いたことはありますか?

新しいお家はけっこう気密性の高い作りになっていたり、壁の始末もキレイだったりすると思います。
しかし、築50年ともなるとこの部分がけっこう怖いことになっています。

以前住んでいた借家は築36年。
こちらの長押と壁の間もけっこうな隙間があって気にはなっていたんですが、正直「埋めよう」と思うまでには至りませんでした。

埃が溜まって嫌だなぁ、とは思っていましたが
だからと言って何か出てくるワケでもなかったので。

しかし。
築50年ともなると違いました。

それは引っ越しから5日ほど経ったある夜のこと。
突然家の中に鈴虫の音色が・・・。

鈴虫

テレビの音がかき消されるほど大きなその音色は「絶対室内」だと確信させるものでした。
鈴虫ならいっか!って思える方は田舎暮らしに向いているのかもしれません。

虫嫌いの私はこの違和感に震えるほど驚愕しました。

「わー!どこだ!どこだ!どこで鳴いているっ!」

夫と二人、若干パニックになって探し回ったところ・・・
その音色は長押の内側から聞こえてきました。

恐る恐る(夫が)覗いて見たところ・・・

「ちょっ!長押の中、壁と基礎の間、ズドーンじゃん!」

そうなんです。
壁と基礎の隙間が長押によってカバーされているものの、長押の上からは壁の裏側に続いていて
なおかつ、その基礎と壁の隙間は埋まっていないんです。

うまく説明できないので図にします。
こんな感じ↓
隙間

実際の画像↓
長押の中

で、どうやらその壁と基礎の間をつたって鈴虫が入り込んだようなんです。

こうなると入り込むのは鈴虫だけとは限りませんよね・・・。

ムカデとかG似のコオロギとかトカゲとかヤモリとかネズミとかその他大勢
いつ何時入り込んできて、リビングにこんにちはするかわからないという緊急事態だったんです・・・!

ということで、翌日の緊急リフォーム案件として
長押と壁の間を埋める」というのが浮上しました。

便利そうなグッズ!ウレタンフォームを使ってみた

ウレタンフォーム
ネットで色々と検索してみた結果、私と同じようなお悩みの方が「ウレタンフォーム」なるものを使って長押の間を上手に埋めていました。

その名も「住まいるフォーム」。

長押と壁の間にシューッとすると、ウレタンが発泡して膨らみ、隙間を埋めてくれるという優れもの。
早速、そのウレタンフォームを楽天でポチしました。

住まいるフォームBIG1本(570g)
2,149円(楽天)

「シューっとするだけで埋まるなら超簡単♪」と喜んだ私ですが、
実際に使ってみたところかなり苦戦する結果になりました・・・。

シューッ!から膨らむまでのタイムラグにやられる

ウレタンフォームにはタイムラグがある

ウレタンフォームはシューッとしてからしっかり膨らむまでかなりのタイムラグがあります。

整髪剤のムース的な速度を想定していた私は

「あれ?膨らまない・・・」(´・ω・`)

となり、どんどん追加シュー。

結果こんな恐ろしいことに↓
ウレタンフォーム

膨らみ始めたウレタンはもう止まりません。
一体いつになったら増殖を止めてくれるのか・・・。

後ろの砂壁を巻き込み、長押の上に垂れ下がるその光景はウレタンフォーム自体が恐怖でしかないです。

結局30分間ほど膨らみ続け、やっとその増殖を止めてくれました。
その結果、1本2,000円以上する高級素材を長押1本分で終了させてしまいました。

発泡スチロールが一番手軽&リーズナブル

発泡スチロールを長押に詰める

DIYビギナーの上に元来不器用な私にはウレタンフォームの取り扱いは高度過ぎました。
ウレタンフォームって手についたらなかなか取れない。

使ったものは全部ベトベトで再利用不可。

しかも、手に着くと危険、的な怖いことが書いてあります。
結局、そこまで危険な目には合いませんでしたが、もうウレタンフォームはこりごりです。

そんな私が次に行き着いたのが「発泡スチロールで埋める」という作業。
適当に長押の中を採寸し、それより1㎜ほど大きめにカットした発泡スチロールを入れていきます。

ギュッギュッと詰めていくので、隙間はできません。

足りない部分は手で小さくちぎった発泡スチロールを追加するだけ。
不器用な私にはこれが一番簡単でした。

最後に細い木で蓋をして見栄えを良くしました

長押に木で蓋をする

発泡スチロールが少しでも長押から顔を出していたらなんとなく格好悪い。
ということで、長押の上には細い木を置いて蓋をしました。
(軽く釘で打っています)

これで虫は出てこれないはず!

もう安心です!

油断大敵。ムカデの恐るべき行動とは

長押と壁の間を塞ぎ、もうこれでリビングに虫が飛び出してくることはないだろうと安心していたのも束の間。

昨晩、怖いことが起こりました。

長押ではない箇所なのですが、一部壁と基礎の間の隙間が気になる場所があり、その部分にとりあえず発泡スチロールだけを入れていました↓
隙間を発泡スチロールで埋める

そのうち、マスキングテープかなんかで装飾しようと思っていたのですが、他に喫緊で行うべきリフォーム箇所が(無数に)あったため、後回しにしていたところです。

夜、テレビを見てくつろいでいると、

「ギ、ギ、ギギ、ギギギ」

と不気味な音が響き渡りました。
テレビを消して、音がする場所を探したら・・・!

なんとその発泡スチロールを埋めていた箇所のわずかな、本当に1mmもないような隙間から
ムカデが発泡スチロールを食い破りながら顔を出してきたんです(号泣)

ギ、ギギという音はなんと
ムカデが発泡スチロールを食い破る音だったんです・・・!

超絶恐ろしかったです。
震える手で、ムカデに効果絶大の「氷結スプレー」を吹きかけました。

出てきたのは長さ6㎝程のムカデ

(※閲覧注意)

凍結したムカデ
注)氷結しています。


激怖です・・・

ムカデが発泡スチロールを食い破るのであれば、
長押に施した作業も突破されるのは時間の問題かもしれません。

ということで、現時点ではこれ以上のアイディアも浮かばないため
放置の長押ですが、早い段階でリフォームのし直しをすることになりそうです。

夫曰く、「ウレタンは発泡スチロールより硬いからやっぱりウレタン・・・」とのこと。
近い将来、またアノウレタンフォームを取り扱うことになりそう。

そう考えると若干憂鬱なのです・・・(´・ω・`)

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