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田舎暮らしの計画の立て方!効率よく田舎移住を進めていく手順とは?

田舎暮らしの計画の立て方!効率よく田舎移住を進めていく手順とは? 田舎暮らし初歩編

田舎暮らしをしたいと思った時、一番最初に

  • 何のために移住したい?
  • 家族にはどう影響する?
  • 何を犠牲に出来る?(便利さなど)
  • 何を得られる?
  • 田舎で暮らすために必要なもの(免許など)は?

を最初に明確にしてみることをおすすめします。
参考記事田舎暮らしをしたいならまず最初に考えるべき5つのこと

これがクリアできた段階で、次に知るべきは田舎暮らしのメリットではなくデメリットです。
参考記事田舎暮らしのデメリットって何?田舎暮らしは甘くないってホントなの?

このデメリットが分かった上でも「やっぱり田舎暮らしがしたい」と思った方は次のステップに進みましょう。

この章でお話するのは田舎暮らし移住の計画の立て方です。田舎暮らしがより具体的になってくると思います。

どんな田舎に住みたいかを明確にしよう

一言で田舎と言っても様々な田舎が存在します。
市街地まで車で1時間もかかるような場所から、田舎だけど、自転車で行ける範囲にショッピングモールがあるような場所もありますね。

海が近い田舎もあれば、山や川が身近な田舎もあります。
数メートル雪が積もる場所もあれば、温暖でほとんど暖かい冬となる場所もあります。

日本には様々な田舎がありますが、あなたはどんな田舎で暮らしたいと思っていますか?またその理由は明確になっていますか?
自分の中にある「こんな田舎に住みたい」という部分を明確にしていくと、移住候補が絞りやすくなります。

ソラコ
ソラコ

「私の田舎はどこ?チェックリスト」を作ってみました。リストを使って自分が住みたい田舎を明確にしましょ!

【私の田舎はどこ?チェックリスト】

1海・山・川・畑・田んぼ・・・どんな田舎に住みたい?
2北海道・東北・関東・関西・九州・沖縄のどこがいい?
3冬は雪が降るほうがいい?
4雪かきはする?しない?
5普段買い物するスーパーまでは車?自転車?徒歩?のどれがいい?
6ショッピングモールや市街地までは車?自転車?徒歩?のどれを使って何分まで許容できる?
7実家や今住んでいる場所までの距離はどれくらいまでがいい?
8実家や今住んでいる場所までの移動は何がいい?
9今の仕事を辞める?通勤圏内にする?
10新しい仕事は決まってる?やりたいことはある?それができる場所は?
11収入はどれくらい欲しい?最低ラインはどれくらい?
12どんな家に住みたい?一軒家、賃貸アパート、マンション?
13古い家をリフォームして住むのはあり?なし?
14賃貸なら家賃はいくらまで?購入するならいくらまで?
15こどもを作る予定は?子供は何人(作る)?
16子供がいない移住先でもいい?
17お子さんは保育園に預ける?(保育園は必要?)
18お子さんの小学校・中学校・高校の教育の質は重視する?
19お子さんの小学校・中学校・高校までの通学は何を使って何分までが許容範囲?
20ペットを飼う予定は?または今ペットがいる?
21畑をやりたい?畑をするなら家の庭?それとも畑を借りる?
22虫は苦手?
23鹿や猪、熊が出る場所でもOK?
24自治会の活動は参加できる?
25自警団・消防団に入る?
26婦人会に入る?
27移住者向けの助成制度は求める?
28他にも移住者がいる方がいい?
29移住先で絶対妥協できないことってある?
30移住先で一番起きてほしくないことを5つ書き出してみて?
31病院通いをする家族はいる?病院までの距離は何を使ってどの位が許容範囲?

リストの内容を参考にして自分の求める田舎象を具体化してみてください。

ソラコ
ソラコ

住みたい田舎が具体的になったらいよいよ、地域をもっと細かく選んでいきましょう。

田舎暮らしに必要な準備資金を計算しよう

どんな田舎に住みたいかが少し明確になってきたら、今度は田舎暮らしに必要な資金を考えましょう。

ソラコ
ソラコ

田舎暮らしで自給自足をするからお金はいらない!という人が多いですが、これは初心者さんにはハードル高すぎですから!

田舎はお金がかからないと思ったら大間違いです。大きく下げられる可能性があるのは家賃や、駐車場代などですが、光熱費やガソリン代など都会生活よりも高額になりやすいものもあります。

関連記事国保の保険料は自治体で格差アリ!「田舎で自営業」なら必ずチェック!

どんなに少なく見積もっても、最低半年間が生活できる資金を用意できてから田舎移住を考えましょう。

ソラコ
ソラコ

参考までに我が家のとある一ヵ月分の家計簿をご紹介します。

我が家の一ヵ月分の生活費
税金とかは一切含まないシンプルな「生活コスト」の部分だけです。

家は50万円+リフォームで助成金があったため、200万ほどで2年前にお支払い完了。なので、家賃はゼロ。保育園も1人目から無料のところに預けさせてもらっているため、費用の負担はありません。

食費については野菜はご近所さんからの頂きものがたくさんあった(夏)ことと、仲良くしてくれている猟師さんから鹿肉のおすそ分けを頂いていることもあり、これだけの低コストとなっています。

家族4人で月10万円以下で暮らしている私達ですが、これはかなり低コストで生活している方だと思ってください。

家族4人なら15~20万円/月が一般的だと思います。
そのため、半年分と考えると

20万円×6ヵ月=120万円

最低でも120万円は用意してから田舎暮らしを検討すべきです。

仕事を辞めて次の仕事を決めずに来る、自営業をやる予定・・・という場合には半年と言わず、1年分は用意しておきたいところ。

ソラコ
ソラコ

上記金額は田舎移住の初期費用(物件購入、引っ越し代など)を抜いた金額として検討してくださいね。

田舎暮らしは勢いで決めてしまうのは禁物。
少しずつ、足場を固めていくような感覚で進めていきましょう。

ちなみに、移住定住センターの方に聞いたところ、移住を考えてから移住先に引っ越すまでの平均期間は1年ちょいなんだそう。我が家は第2の移住までの期間は半年だったので早い方かもしれません。

頭の片隅にでも置いて頂けたら幸いです。
それでは次のステップに進みましょう。

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