自分の中で田舎暮らしの目的が決まり、デメリットも理解できて、それでもなお「田舎暮らしがしたいんだ」と思うのであれば、いよいよ田舎暮らしに向けて準備を進めていきましょう。
ここでは田舎暮らしの準備編では「住む場所(地域・自治体)、仕事、住まい(持ち家・賃貸など)」の生活をする上で必要不可欠な3つを考えていきます。
ここで大体のことが決まれば晴れて、田舎暮らし実践編に進めます!
移住までの準備期間はどれくらい必要?
私の住む自治体の移住定住センターの相談員の方に聞いたところ、初めての相談から移住までの平均期間はおよそ1年と3ヵ月ほどだそうです。
そんなに悩むのかと思われそうですが、仕事を辞める段取りに新しい仕事探しや家探し、空き家で探した場合にはリフォーム期間も含まれます。
さらに移住先の環境を調べたり、保育園や小学校の情報、税金関係などある程度把握してから引っ越しをするのであれば1年なんてあっという間です。
と言いつつ、我が家は半年で移住しました。
焦って物事を決めると後悔する確率が上がるだけです。とにかく情報を集めて整理しながらゆっくりめに移住の準備を進めていくことをおすすめします。
お金のことを考えよう
正直、先立つものはお金です(笑)
移住生活が成功するか失敗するかの半分以上はここにかかっていると言えるかもしれません。
移住してからお金のことで苦労しないためにも、田舎に住んで支出の負担が減るもの、増えるものは想定しておくようにしたいところ。
地域とお金のことは同時進行で調べていくと効率がいいです。
それではいよいよ具体的に田舎暮らしの準備をスタートしましょう!
地域を決める
最初にどこに移住するのかを決めるとその後の方針が決定しやすくなります。
移住先で自分が何をしたいのか、どんな暮らしをしたいのかを考えながら移住候補地をピックアップしていきましょう。
漠然と候補地を決めてもなかなか絞れません。効率よく移住候補地を決めたいのなら以下の記事が参考になります。
仕事を決める
定年退職であとは悠々自適・・・な人以外は田舎に移住した後も仕事をしないと生活できません。田舎暮らしは生活コストは抑えられると言いますが、必ずしもそうとは言い切れません。
また、いきなり田畑を買って「自給自足」というのはかなりハードルが高いです。移住した先で「仕事がない!」と焦らないためにもできれば移住前に新しい仕事の目星をつけておくことをおすすめします。
ここでは移住前に移住先で仕事に苦労しないための対策を具体的にまとめました。以下の記事を参考にして準備を進めてみてくださいね。
家を決める
田舎移住準備編の最後は家探しです。移住先がある程度絞れ、移住先での仕事の確保もできそうだとなったら次はいよいよ家探しです。
田舎暮らしをするための家の探し方は大きく分けて5パターン。それぞれにメリット&デメリットをまとめたので、自分が理想とする田舎暮らしの家はどのパターンが当てはまるかじっくりと考えてみましょう。
ここまで決まってしまえば、あとは行動あるのみ。
自分の立てた計画を移住予定の役所(移住相談窓口があればベスト)に相談してみてください。
移住に向けてここからより現実的に話が進んでいくと思いますよ。
移住先・仕事・家探しの詳細については以下の記事が参考になります。