【カフェ経営準備】食品衛生法に基づく26項目の水質検査を実施しました

【カフェ経営準備】食品衛生法に基づく26項目の水質検査を実施しました 田舎で起業

当たり前のことですが、お客様に食べ物を提供する以上、安全性を第一に考えなくてはならない。

そりゃもちろん、美味しいかどうかも大切だけど、まずは安全第一。
ということで、物件の購入を決める前にその物件で使われていた「水」を調べることにしました。

なにせ、水道も通っていない場所。
水は地下水を利用しています。

地下水、と聞くと美味しくて比較的安全なイメージですが、環境汚染や大気汚染が話題になる昨今、地下水だから大丈夫とも言い切れません。

体に悪いものが地中深くまで浸透していないとは誰も言い切れないですから。

ということで、夫と相談し「まずは水質チェックをしよう」ということになりました。

高っ!26項目調べるのに6万円?!

水質検査のお値段が高い
まずは最寄りの保健所へ。
そこから、この辺で水質検査をしている業者を紹介してもらいました。

で、手順を伺いながら料金を確認すると、なんと26項目で「6万円」
高い・・・。
相場を知らなかった私達にとって、水質検査6万円は高いと感じました。

まだ入手もしていない物件の水質チェック。
とはいえ、入手してから万が一水質がどうにもならないくらい悪かったら・・・。

色々と考えた結果、とりあえずネットで水質チェックについて調べてみることに。
そしたら、なんと相場の半額で水質チェックができる会社を発見。

私達にとって必要と考えている「食品衛生法」で定められた26項目が25,000円でやってもらえるとのこと↓
水質検査の紹介

これならばと早速申し込みをしました。

【私達が申し込んだ水質検査会社】
太陽テクノリサーチ(水質検査.com)

発注から届くまでは約2日。
こんなのが届きました↓
水質検査の会社から届いたもの
中を開けてみると・・・↓
水質検査の会社から届いた3つのボトル
大中小3つのボトルが入っていました。

大↓
水質検査の会社から届いたボトル大

中↓
水質検査の会社から届いたボトル中

小↓
水質検査の会社から届いたボトル小

これに検査したい水を取って、あとはクール便で送り返します。

早速採水に向かいます。
(物件の所有者さんにはOKを取ってあります)

物件の持ち主さんは遠方に在住であり、数週間に1度の割合で、この物件のメンテナンスに訪れているとのこと。
今回はお留守でしたので、外の水道からの採水となりました。

中も外も同じ地下水を使っているので、特に問題はありません。

蛇口を火であぶれなかった・・・

採水方法の中に、「採水前に蛇口部分を火であぶってから5分程出し、それから採水するように」と書かれていましたが、蛇口部分にプラスチックのものが固定されていたので、あぶることは出来ませんでした↓
水質検査の水の採水の様子

採水の様子↓
水質検査の水の採水の様子

こうして、たっぷりと水を採水して、その日の内にクール宅急便で送り返します。
ちなみに、水の採水以外に、「気温」「水温」なども測定して記述する項目があります。

結果は約2週間後になるとのこと。

ドキドキです。

2週間後、メールで速報値が届いた!

結果は郵送のみと思っていましたが、なんと2週間きっかりにメールで速報値が届きました!
とても親切です( *´艸`)

そして気になる結果がこちら・・・↓
水質検査の結果

一般細菌:0
大腸菌群:不検出

一番気になっていた雑菌系は問題なし。

さらに水の状態ですが、カドミウム、鉛、水銀、ヒ素などの怖い有害物質も基準値以下の数値。

水の硬度は31mg/lの軟水。
日本の水は軟水が多いと言います。
60mg/l以下は軟水と呼ばれるため、かなりしっかり(?)した軟水になります。

同じ硬度でいうと、南アルプスの天然水レベル↓
南アルプスの天然の水の硬度

軟水は素材の味を引き立てるため、コーヒーを淹れるには向いているみたい。
よかった。

採水の前日は台風が通過しており、浅い地下水であれば濁りの可能性がありましたが、透明度も高く、現状では立派な山の恵みの「天然水」と言えそうです。

確かにこの物件より上流は森と自然にできた滝しかないような場所。
手つかずの自然に囲まれたこの場所だからこそのおいしい水なのかもしれません。

水質検査結果をもって保健所に相談!その結果は?

水質検査の結果をもって役所へ
満を持して、この立派な水質検査の結果をもって、保健所に再び水の相談をしました。

オゾン生成装置を使った水の無菌化などを提案し、保健所側からは「話し合ってみます」と言われてから早3週間。
全く音沙汰なしだったので、その後はどうなったのかも気になっていました。

結果。
オゾン生成による水の無菌化は当県では前例がないため、NG。
水質検査結果は現状問題ないが、恒常的にこの状態が保てる保証もないので、やはり塩素を添加してください、との回答になりました。

こうなることは予想していましたが、残念です。

しかしながら、安全性の面から言えば保健所の言うことも分かります。
となると、今度は徹底して「添加した塩素を抜く」ことが重要になるということですよね。

一旦は殺菌目的で塩素を添加したとしても、コーヒーに使う水はそのままでは味を損ねてしまう。
ならば、添加した塩素を完全に取り除くことが出来れば、水の安全性を損なうことなく、美味しい地下水のコーヒーを淹れることができます。

しかしながら、現状販売されている高性能な浄水器であっても、塩素の除去率は80%程度です。

なるべくこれを100%に近づけることは出来ないか―。
そこで探しに探したところ、ROろ過(逆浸透膜)という不純物をほぼ100%抜き去ることができる装置を発見。

牛乳ですら真水に変えることができるというこの装置を導入予定として検討しています。

お客さんに食べ物・飲み物を提供する以上、味も大事だけど何より安全であること。

飲食店経営は真っ白すぎるほど素人な私達が一番重視したこの部分は何とか納得のいく形で解決できそうです。

後は物件の購入、リフォームと無事に進んでくれるのを祈るばかりですね。